3K職場の現状と未来への提言

昨日工場の敷地内で運転手の方から「ここの工場には手伝いで来ているのかな?」と聞かれたので

「いえ、手伝いではなくて配属されて来ました。」と答えたところびっくりしていました。

というのは今私がいる部署は検査所というところで何か他の部署で失敗したり、訳ありの社員などいわば出世が閉ざされた社員が集まる部署なのです。

ですのでこちらの部署に異動してくると「一体どうしたの?」みたいな目で見られてしまいます。

 

ちょっと前にドラマの半沢直樹で出てきた(検査部) と似ています。

しかし銀行の検査部とは全く違い仕事はハードで肉体労働が中心で冷暖房が無く冬はまだ着込めば何とか乗り切れますが、夏場は蒸風呂状態で毎日猛暑との戦いです。

 

それでも時間になるときちんと退社出来るので以前所属していた営業所よりは自分の時間を取ることが出来るようになりました。

 

その運転手の方は「でも今の方が気が楽でしょう」と慰めの言葉を言ってもらえましたが、捉え方によっては「あなたは知的な仕事は出来ないですよ。」と言われているような気がして複雑になりました。

 

しかし今の仕事は会社にとってはなくてはならない部署なのでそのことを誇りにして続けていきたいです。

 

今はこのようないわゆる3K(汚い、キツイ、危険)職場は若い人には敬遠されがちで、メディアやネットではデジタルワークやオフィスワークばかりがもてはやされているような気がしてならないです。

 

しかしそのような職業ばかりに従事する人が増えてしまうと現場の仕事を取り仕切る人間がいなくなり、結果として生産性が落ちてしまうのではないでしょうか。

 

今こそこの3Kの職業を見直しいわゆるワークエンゲージメントを高めて従業者を確保していく事が大事です。

 

とは言っても末端社員の私がすぐにどうこう出来る問題ではないので仕事はキチッとこなして、仕事以外の自分というものを見直して毎日を楽しく充実させて生きていきたいです。

 

それに明日はマラソン大会に出場するので今日はしっかり寝てコンディションを整えて明日の大会に臨みたいと思います。